龍馬が偉大だと分かってるけど…

宮地佐一郎 「龍馬の手紙 坂本龍馬全書簡集・関係文書」 2003年 講談社学術文庫


実は「夜の果ての旅」の対だと信じて読んだ「坂本竜馬の手紙」は「書評家<狐>の読書遺産」で紹介されている本ではなく、本書がそうであった…。
いつも二冊読み終わってから、“狐”の感想を読んでいるのだが、どうも内容がかみ合わないな~と思ったら違う本だった!
ということで本書を借りてきたわけだが、実を言うと、私は坂本龍馬にまっっっっったく興味ない。
ついでに言えば幕末にも興味がない。
そんなわけで奇しくも坂本龍馬本を2冊も読むことになって苦痛でしょうがなかった…
正直「坂本竜馬の手紙」の方が面白かった。
というのは、本書・「龍馬の手紙」の方は、龍馬が書いた書簡を掲載しているだけで、解説もちょろちょろっといつ書かれたとか、そういう程度のことしか書かれていない。
つまり、現代語訳がない!!!
坂本龍馬が好きな人ならいざしらず、まったく興味ない私としては苦労して古い文体(ましてや土佐弁!)を解読する気もなく、本当にさらさら~~~と斜め読みで終わった。
「坂本竜馬の手紙」は割と面白く読めたので、それに出会えたきっかけになって良かったと思っておこうか。

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