行った日:2021/12/4
★★★☆☆
本日のBest:ウィーン工房テキスタイル・デザイン:クレムリン
感想
ちょっと時間が空いてしまいましたが、12月4日に京都でスクーリングがあったので、その帰りに寄った「上野リチ」展。金曜日・土曜日は京都国立近代美術館は20時まで開いているので、大学でのスクーリング後でも十分間に合ったというわけです。
あまりデザインのことは知らないので、上野リチさんも初めて聞いたお名前で、そもそも日本人ではなかったことにもびっくりしたレベル。でも電車の中での吊り広告などで「かわいいな~」と思って、絶対行こう!となってたので、良いタイミングでスクーリングあってラッキー。
さてさて、綜合的な感想はというと。
本当、これは個人の好みの問題なのですみません、という感じだなんだけども、あまり好みではなかったかな~~~
基本的にかわいい感じだし、多くの人に好まれるとは思うので、単純な自分の好みですな。。。
ポスターなどからもっとビビッドな色調を期待していたので、そっちの方が自分の好みに合ってたかなーなんて。
本日のBestにあげていた「 ウィーン工房テキスタイル・デザイン:クレムリン 」も、こちらは下描きの段階のもので、色もビビッドでかわいい!となったけれども、それをテキスタイルにしたものは、色調が落ちてしまって「え、下描きの方がかわいくない!?」となった。
ということで、造形はかわいい!と思えたけど、色で「ちょっと好みじゃない」となりました。
展覧会としては見ごたえはたっぷりあって、展示数がはんぱない。
そのためか、各作品にキャプションはいっさいついておらず、入口で渡される、なかなかの分厚さの作品リストを見ながら見ていく感じだった。
と書くと煩わしそうに聞こえるかもだけど、あの作品量に文字情報があると、作品が埋もれそうな感じがするので、この方式は結構良かったんじゃないかな。
確かに一個一個、作品リストを見比べるのはめんどいけど、全作品の詳細は不要といえば不要なので、「いいな」とか「これは何?」というのだけ見れば良いわけで。
つまりは、なかなか良い展示方法だったと思う。
まとめると…
こんな人におすすめ
- テキスタイルに興味がある
- ウィーン近代デザインに興味がある
- かわいいデザインが好き
展覧会のこんなところが良かった
- 一人のデザイナーがフィーチャーされているので、デザインの変遷が見れる
- 特にウィーンから日本へと住居の変遷があるので興味深い
- 作品量が多いので見ごたえがある
- テキスタイルがメインだけれども、それだけではないので単調ではない
- グッズがかわいい!
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