博物館実習

前回の投稿でも軽く書いた通り、21日~23日まで博物館実習2回目でした。

2回目とは何かというと、博物館実習は大学の付属の美術館で行われる、学内実習を行う場合は計5日のカリキュラムとなっており、それをぶっ続けで5日間行うのか、2日と3日に分けるか選択できるのです。

さすがに会社を3日休むのは厳しかったので、分かれた日程を選択し、今回が2回目の3日間実習だったというわけです。

さすが、通信に力を入れている京都造形…じゃない京都芸術大学よ(いまだに言い慣れないし、書き慣れない)。

で、1回目の実習で3日間通うのは無理だな、と思ったので、京都に泊まることにしました。
結論から言うと、これはかなり正解でした。
結構しんどい3日間、片道2時間くらいかけて通い続けるのはやっぱり無理だったと思うし(その証拠にホテルではバタンキューで、卒論の勉強道具を持って行ったけど全然しなかった)、緊急事態宣言が出た今、公共機関を使う機会を減らせたという意味でよかった。

そう!緊急事態宣言が京都でも発令されて、実際にやるのか本当にやきもきしたけれども、「感染対策を徹底して行います」という結果になりました。
まぁ、これはオンラインでは絶対にできないし、資格取得のために必須の教科と思うと決行するしかないよね、とは思いましたが。

といわけで、3日間、グループワーク時も席を離して行い、昼ごはんは教室外で黙食、美術館での展示作業も人数を制限して行われました。

実際に行ったことというと、展覧会の企画を行い、それの展示、そしてギャラリートーク、最後に撤収作業、という一連の流れの実習でした。

外部の美術館・博物館に行っても良かったのですが、このように一連の流れができるのは、博物館実習に特化した大学附属の美術館ならではだっただろうし、先生たちも実際に学芸員されていた方や現役の方だし、兵庫県立美術館の学芸員さんが講演してくださるし、プログラムとして十分充実していたと思います。

あと、通信って基本的に1人で勉強することになるのですが、リアルに同窓生に会える、しかもグループワークを通して色々と話ができる機会というのも、非常に貴重でした。
本当に色んなバックグラウンドの方に出会えるのも通信の魅力で、もちろん深入りはしないけれども、違った考えの人、でも共通の興味の人に出会えるのはなかなか良い経験です。

と言っても話してることの大半は、「〇〇先生は点数が辛い/甘い」とか「なんで大学名変えたんだ!?」とか「ついでに学芸員資格をと軽い気持ちだったけど、結構大変だったよね」とか「学芸員資格を生かすところはあるのだろうか」などなどの雑談ベースなんですけどね。
それでも、3日終わって、お別れするのはお名残惜しかったです。

ということで、体力は消耗されるけど(あんま動いてないはずなのになぜ!?)、美術館・博物館をよりよく知るにも良い経験になるし、これからのアートの姿を考えるきっかけにもなるので、博物館課程、結構おすすめです(追加料金かかるけど)。
実際に学芸員になる/ならない(なれない)に関わらず、よい経験になったと思います!

最後に、せっかく京都に来たし…ということで、初日に梅園に行っちゃいました。てへ。
そこで巨大なかき氷をば… 美味しかったので大変満足でございました。

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