私は次元派:三浦しをん「しをんのしおり」

三浦しをんのエッセイ本、第二弾。

エッセイというのは、筆者の思っていることやら日常が書かれているわけで、読んでいると当たり前ながら親近感がわいてくるもの。そして、それが「そうそう!!」というものがあればあるほど、勝手に友達にでもなったような親密さがわいてくる。ま、一方通行ですが。そして、もちろん「硝子戸の内」を読んで、夏目漱石と友達になったような気分にはなりませんが・・・。

しかし、なんだか三浦しをん女史のエッセイを読むと、なんだか親近感がわいてわいて仕方がなくなるんだな。
この「しをんのしおり」も読んでいて、絶対、三浦さんと会ったらいい友達になれる!と勝手に思い込んでしまう図々しさ。

しかし何せ、三浦さん(と慣れなれしくもう呼んでいますが)と同じく、ルパン三世の中でだったら、次元が一番好き!!!まあ、彼女と違うところは、次元の性格の問題で好きなわけではなくて、ただガンマンに目がないだけなんですが・・・

でもでも!その他に挙げられた漫画の大半は知らないけれども(ここで、友達度が下がる・・・もっと読まなくては!なんて)、「サイファ」だったら、やっぱり私もシヴァだぁぁああああ!!!

「サイファ」といえば、わたくし、惣領冬実の「MARS」と「サイファ」って共通項が結構あると思うんだ。まず双子もの。そんで
サイファ=零=陽=主人公格
シヴァ=聖=陰=非主人公
という感じだし・・・。誰かと分かち合いたい、この見解。

とまあ、話がそれましたが、閑話休題。
宝塚の話が出てきましたが、そんなに見たいなら家においで!宝塚だよ~ん 和央ようかをみた事もあるさ!と思わず、心の中で激しく勧誘してしまった。

エッセイの悲しいところはここかも。勝手に友達気分になって、しかし一方通行・・・
宝塚の話の中で;

(三浦さんが宝塚のビデオを見ている横で、かつおぶしの袋をがさごそ言わせているお母さんに向かって、の会話)
「ちょっとお母さん!『生活の音』がうるさいんですけど」
「いいじゃないの。これしきの所帯臭さに負ける宝塚じゃないもの」

す・すごい買いかぶり・・・・ そんな宝塚だけど、この間、携帯でしゃべりながら歩いている歌劇の人を見てしまって、「ああ、宝塚の人(とうちではあの方達を呼んでいる。自分たちも宝塚の人なのにね)も現代人なんだね・・」と変に納得してしまった。

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