年末で忙しいというのに、読み終わってしまった「西の善き魔女」第二巻。だって面白いんだも~ん ちょっとの休憩の間に、一ページづつでも読み続ける私。そのおかげで、本はいつも開いたまま、机の上にあるし。なんと 見上げた根性だよ。
そんなこんなで、大掃除をしながらも、一日で読み終えてしまいました。
第一の感想は。
ルーンとやっとひっついてくれたよ!この子は!
無愛想で、暗い過去を持ち、ひたむきで、一部の人にしか懐かない。それだけで、もうルーンにknocked out!という感じです。
いいなあ・・・・・
そして、フィリエルったらじれったい!そして、懸命にフィリエルは追ってきているというのに、ルーンってば突き放してばかりいて、まったく困ったやつだよ。
やっとひっついて言うルーンの言葉がかわいい;
「わかったよ。それなら・・・・・・・」
ルーンは言いよどみ、次の言葉を考えている様子だった。フィリエルがてきりそうだと思っているうちに、彼はふと体を傾けて、フィリエルに口づけした。
「・・・・・・・・これからは、もう、他のだれともキスしちゃだめだよ。それでいいかい?」
・・・(中略)・・・
「きみがキスをするのは、これからは、ぼくとだけだよ。他にしたがるやつがいても、もう許してはだめだよ。もしもきみに、無理やりキスをせまるようなやつがいたら、ぼくがそいつを殺してやる。それでいいかい?」
・・・(中略)・・・
「他のだれともしないと約束する。そのかわり、ルーンも同じことを誓わなくてはだめよ。」
ルーンは、息をつめて彼女の返事を待っていたが、それを聞くと、ふっと笑顔になった。手品でとりだしたような極上の笑顔だった。その笑みが消えないうちに、彼はフィリエルに二度目の口づけをした。
「誓うよ」
それから、顔を近づけたまま、補則を加えるような態度で言い添えた。
「・・・・・・だけど、きみとぼくとなら、何度してもかまわないんだよ」
そしてこのあとに、空腹のあまり倒れるのもいい!
かわいいわ~ ルーン
かわいいといえば、ユニコーンのルー坊もかわいい!描写されている姿は、なんか想像できないような、醜さなんですが・・・・・
さ~て 三巻読むぞ!
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