アリスが一番好き:Stephenie Meyer “New Moon”


前作が面白かったのでさっそく読んだtwilight saga。

今回はほぼEdwardが出なかったので、ちょっと残念。
そしてなんでベラはこんな危険な目にあったり、人間じゃない人ばかりに囲まれるのか。
そしてそして、ベラのうじうじ具合と無神経さにかなりむかつく巻だった。

ベラのお誕生日会でうっかり手を怪我してしまったら、Jasperが豹変してしまう。
その事件で、Edwardは自分の存在がベラに危害を当てることを悟る。

自分の痕跡を全て消し去って姿を消してしまったEdward一家。
哀しみにくれるベラは生きる屍のようになっていた。

ある時、危険な目に合うと頭の中でEdwardの声が聞こえることに気付いてからあらゆる危険なことをするベラ。

そんな中、心の支えとなったのがJacobだった。
ところがJacobは狼男になってしまう。
ベラのことが好きなJacobは、ベラに拒絶されるのが怖くて秘密にしているのだが、打ち明けても恐れないベラにますます魅かれる。

そんなこんなの時に、危険なことをしようキャンペーン実施中のベラは崖から海へ飛び降りる。
Jacobによって命に別条はなかったのだが、崖から落ちるビジョンを見てしまったアリスがやってくる。

ベラが安全なことを確認してほっとしたアリスだったが、今度はEdwardが危ないことが分かる。
アリスのビジョンを信じ込んでしまったEdwardは、イタリアにて、吸血鬼界を牛耳る一族のテリトリーで禁忌を犯す、という自殺行為を行おうとしていたのだった。

アリスと駆けつけたベラは、やっと二人は出会うのだった。

Edwardが帰ってくるのは分かっているので中盤は長くて長くてしょうがない感じがし、最後の展開も“このばかっぷるめ~~~”というものだった。
まぁ、ティーンエイジャー小説だからしょうがないか…と思いつつ次巻へ。


Stephenie Meyer “New Moon”, 2008, Little, Brown and Company

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