次作のタイトルは「冬」が付くのかしら:湯本香樹実「春のオルガン」

湯本香樹実といえば「夏の庭」と「ポプラの秋」の二作しかない(子供向けがあるらしいというのは風の噂で聞いたけれども)イメージがありました。ところが、本屋で「春のオルガン」が文庫化されたとかいってば~っと並んでいたのでした。余談ながら、表紙が酒井駒子さんってのも「うわ~っ」気分を増長させました。

そんなわけで即買いだった「春のオルガン」。

主人公はまた小学生。でも今度は女の子。

やはり「夏の庭」という傑作を超えられていない気がしました。
主人公が女の子というのが、私の好みにあっていなかっただけかもしれませんが。

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