怪獣のますだくんがとてもかわいい:武田美穂 「となりのせきのますだくん」

このブログを始めて、初の絵本;「となりのせきのますだくん」。

会社で隣に座る先輩と、「私の陣地にペンが入ったー」「私の陣地にティッシュ箱置かないでください」と冗談でたわむれていたら、反対の隣に座る同期がぼそっと「『となりのせきのますだくん』みたい」
言ったのが発端となり、二人で“ますだくん”とはなんぞや!?とヒートアップしたのだった(仕事しろよ)

Amazonで見たら、確かに表紙に「こっからでたらぶつからな。」と書いてある。
こういうのが気になる性分なので、さっそく図書館で借りてみた。

ふーん、なるほど。
主人公のみほちゃんは、となりのせきのますだくんが苦手。
何かとちょっかいかけては殴ったりする。

いつもビクビクとやりすごしているが、ある日、みほちゃんが気に入っていた“いいにおいのするピンクのえんぴつ”を、ますだくんが折っちゃったもんだから、怒ってけしごむを投げてけんかしてしまった。

だから次の日(というか今日)、とても学校に行きづらい。
校門前にますだくんの姿が!
テープで直したえんぴつを渡して、

 「ごめんよ」
   といって
 ますだくんが ぶった。

p27

ますだくん、かわいいのぉ~
みほちゃんと同じようなメにあったことがあるらしい母は、この部分を読んで
「なんでぶつの!?」
と怒っていたが、愛じゃよ、愛~
というか“いいにおいのするピンクのえんぴつ”がとても懐かしかった。

<武田美穂 「となりのせきのますだくん」 1991年 ポプラ社>

コメント

タイトルとURLをコピーしました