早く続きを出してくださーい!(できたら最後までまとめて):柴田よしき 「宙都 第四之書 邪なるものの勝利」


さくさく読み終えた「宙都 第四之書」。
てか、これで既刊分は終わり!!???奥付みたら2004年じゃん!!
こんな終わり方してから6年も続きが出てないの!!!
てか出る予定があるの!!???????
と“!”と“?”が激しく飛び交う終わり方でした。
いや、終わり方っていっても、これまでの巻と同じ態で終わったから、当然続きます!ってな感じなんですよ。

それはさておき。
珠星は実はもう寿命がきていいころだったりするらしい。
なのに一向に体の衰えがない。しかも今までゲッコ―族が決して持ち得なかった、空間移動ということまでできてしまうことになる。
その空間移動をして美枝の所へ行こうとしたら、雄斗が連れてきた裸の謎の女・アカネと亜空間でぶつかってしまう。

そして二人して飛び立ってみると、戦前のサイパンにたどり着いてしまった。
しかもそのアカネは、青の民が作った精巧なロボットだったのだ。
それから何があったかというと……。

うん。
戦争がいよいよ始まりそうだってとこかね。
本当に始まるぞ……ってところで終わってしまった。

ちなみに三之書の記事で、「三善たちが罠にかかってしまう」と書いたが、実はこっちでした。罠にかかったのは。

あ あと私的に大きな進展だったのは、雄斗も珠星がオスってことを知ってたってところかな。
でもゲッコ―ってところで障害なんだから、オスってのは、それに比べたら大したことじゃないって思っているらしい。よかったね、珠星。

てか二人(一人と一匹?)とも、さっさとお互いの想いを言っちゃいなよね~ じれったいな~
というのが、本書に抱いた感想でした。
どこまでも珠星中心な私。


柴田よしき 「宙都 第四之書 邪なるものの勝利」 2004年 徳間書店

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