今回は美女によって倒されるバージョンがよく出てきた:吉川英治 「三国志(二)」


一巻を読んでから暫く経ってからの二巻。
その割にすんなり入れた。

もう人が沢山出過ぎるし、名字にバラエティがない中国のせいか似たような名前ばかりで、人物を覚えるのが困難。
でも圧政を強いるのは悪者ですぐやっつけられるだろうと、あんまり記憶にとどめる努力もせずに読んでいたら、そんな負担にならず読めた。

劉備・張飛・関羽はもとより、曹操とか呂布とか周瑜とか子衡とか、なんとなく聞いたことがある人は、まぁ重要かなと思っている読んでいる状態…。

とりあえず次から次へと権力欲におぼれた人が出てきて、それに対して倒す人やら何やら、とにかく戦戦戦…

ということであらすじを書くことは大変難しい…

本書では孫策が父亡き後、21歳で兵を挙げ、次々と倒していって善政を行う、というところまでいった。
劉備はその性質より、一旦は徐州の太守となったが、またその性質により追われてしまう。
そして曹操はまたもや力を蓄え勢力を持つが、ある女性に傾倒したが為に敗走することになる。
呂布は朝廷を握っていた悪玉を倒すが、その後追われに追われ、劉備に助けられるが、すったもんだあって徐州の太守になってしまう。

てな感じだろうか。

忘れない内に三巻を読まなくては!


吉川英治 「三国志(二)」 1989年 講談社

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